DIARY
いろんな漫画ネタバレしまくってます。 現在コナン映画に悶え中。
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父の日
父の日ケーキ。
美味しかったですv
プレゼントだけど食べますよ私も!!
そんなこんなで「父の日」!
書いたのはいいけどアップしそこねてたリョモエ前提親父'Sの小話をここに。
やーリョモエ前提だけどリョモエいないもんだから
出すか悩んでたんだよね!
美味しかったですv
プレゼントだけど食べますよ私も!!
そんなこんなで「父の日」!
書いたのはいいけどアップしそこねてたリョモエ前提親父'Sの小話をここに。
やーリョモエ前提だけどリョモエいないもんだから
出すか悩んでたんだよね!
二年に進級した娘を見て思ったのは大きくなったな、ではなく
「お父さん!」
改札口から出るなりかけられた声。
声のした方を見れば娘と、娘の居候先の家の息子がいた。
ぶんぶんと手を振る巴の手にあたらないように少し身体を動かし、後ろへ下がる姿を見て仕方がないな、と娘を思う。
相変わらず一つの事しか見えていない巴。
呆れた眼差しで巴を見ている南次郎の息子はちょうど二人の近くを通りかかった人に手が当たらないように巴の手を掴んで降ろさせた。
そのやりとりを見て危なっかしい娘が心配でついてきてくれたのか、と考える。
成長したのはテニスだけか?と思ったが、どうやら違うようだと気付いたのはそれからすぐ後。
会話をする二人の雰囲気が夏とは違った。
そして何より、娘が女性らしくなっていた。
女性らしく、と言えば言葉は悪いが住んでいた場所が場所なだけに行動が「女の子」と呼べないようなものがあった。
それが今はそんな行動は残っているものの表情が「女性」になっていた。
恋をすると変わる、とは言うけれどこれほどまで変わるものなのか、と嬉しいような寂しいような複雑な気分になる。
他人から見ればその変化は驚くものではなくても生まれた時から見ていた娘。
おまけに離れていて久しぶりに会うのだからその変化はとても大きく感じた。
変化を、雰囲気を感じ二人の関係をわざわざ問う事はしないでおこうかと思う。
どうやら隠しているような気もするから、向こうから言うまで待ってやろうか。
そして「知っていたよ」と驚かせてやろうか。
「賭けるか?京四郎」
何を、と問えば昔と変わらない人を挑発する笑みを浮かべる顔を赤くし酔っ払う悪友。
昔話やここでの娘の生活を肴に去年と同じように酒を呑み交わしていた。
「リョーマ達の事は気付いてんだろ?」
肯定の意味を込めて「もう巴もそんな歳なんだな」と言えば「ジジくせェな」と笑う。
同い年だろうと言いながらもその通りだと思う。
「あいつらな、俺達にも何も言ってねぇんだよ。本人達は隠してるらしいけどバレバレでよ」
こいつも息子の成長が嬉しいのか、普段と違う笑みをした。
「で、何を賭けるんだ?」
「二人で『父親』を敬う日が来るのが何年後か、だ」
負けたらその日酒を奢れよ、と笑う。
奢るのはお前だよ、と言い返して。
同時に口にした数字にまた笑った。
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